阪神電鉄甲子園駅前ハンシンデンテツコウシエンエキマエ
バス停留所
バス停留所から阪神甲子園駅を望んでいます。
明治38年4月の阪神電鉄開業当時、このあたりには人家もなく、現在の甲子園筋を流れていた枝川に鉄橋が架けられただけで駅はできませんでした。大正13年に枝川とその支流である申川の廃川跡地に甲子園大運動場(阪神甲子園球場)が完成し、仮設の停留場が設けられました。大正15年には常設の甲子園停留場となり、路面電車の阪神甲子園線も敷かれます。戦前は甲子園浜での海水浴をはじめ、海岸近くに阪神パーク、サッカーや陸上の国際競技が行われた南運動場などがあり、甲子園線は多くの乗客でにぎわっていました。戦後も浜甲子園団地をはじめ多くの沿線利用者の足となっていましたが、阪神電鉄国道線廃止に伴い車両の車庫施設へのアプローチが断たれたことで、昭和50年5月6日廃止となりました。
DATA
資料番号 | 282040100000578 |
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制作年月日 | 1968年02月 |
作成年代 | 昭和40年代 |
地理情報 | 西宮市甲子園七番町1(大きな地図) |
所蔵機関 | 総務課 |
更新日 | 2018年01月30日 |