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今津港イマヅコウ

今津港
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港が整えられる以前から、今津には酒を江戸へ運ぶ樽廻船や漁船が出入りしていました。今津港の築港は寛政5年(1793年)、米屋伊兵衛の発起によると言われています。その約20年後の文化7年(1810年)、酒造家の長部家5代目当主長兵衛が私財を投じて灯台を築造しました。それが今津灯台です。幕末には港を挟んで灯台の向かい側に今津砲台が建てられました。砲台は一度も使用されることはなく、その後長い間、生い茂る雑草に取り囲まれて静かに立っていたということです。明治43年に砲台のお台場は海軍省(当時)から民間に払い下げられ、大正4年に石をとるために取り壊されました。石のひとつが砲台記念碑として残され、現在も今津真砂町の砲台跡地で見ることができます。写真手前の砲台跡地付近に見えるのは吉原製油株式会社工場です。初代工場長は前衛芸術家として名高い吉原治良(じろう)。工場内には彼のアトリエも作られたようです。吉原製油の敷地は現在住宅街や県立西宮今津高等学校等になっています。港の西側には大阪ガスのガスタンクが見えています。

DATA

資料番号282040100000990
制作年月日1964年09月~1965年05月
作成年代昭和30年代
地理情報  (周辺地図)
所蔵機関総務課
更新日2018年07月23日