東京名勝図会トウキヨウメイシヨウズエ
明治に改元され、天皇が江戸入ると、東京の民に酒が振舞われた。市中には「天盃頂戴」などと書かれた旗や吹き流しが掲げられ、祭りのような賑わいを見せたという。酒樽に「世なおし」、「天下泰平」などと描かれているのは新しい時代に期待する民衆の気持ちを表したものであろうか。このとき振舞われた酒の多くは、上方からの下り酒だったという。
DATA
資料番号 | 2820403812615060 |
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作成者 | 歌川広重/画 |
制作年月日 | |
資料の形状 | 3825cm |
所蔵機関 | 図書館 |
更新日 | 2019年07月31日 |