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市民館シミンカン

六湛寺の建物

市民館
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市民館は、昭和25年、一般市民の集会その他の利用に供する目的をもって設立されました。
この建物はもと大社村役場で、設計は古塚正治氏です。二階建て木造建築で、階下に事務用7室、階上は会議室及び控え室3室ありました。
古塚正治氏は阪神間モダニズムを代表する建築家の一人で、戸田町生まれ、西宮第一小学校(現浜脇小学校)出身。早稲田大学建築学科卒業後宮内庁に奉職します。海外へ留学後大正11年に八馬兼介氏の諸会社の建築顧問となり、翌年市庭町に建築事務所を構えます。
古塚氏はほかに西宮市庁舎、市立図書館、旧八馬汽船株式会社、多聞ビル、市火葬場、塵埃処理場、旧大社小学校なども手がけました。市外では宝塚ホテル、六甲山ホテルなども設計しています。
昭和42年に市民会館ができたため、衛生課の事務所となり、新市庁舎建設にともない昭和48年に取り壊し駐車場となります。市民館と歩道の間に地下道入口のように見えるのは防空壕の跡です。防空壕跡は、現在地下駐車場の入口になっています。

DATA

資料番号282040100000326
制作年月日1960年
作成年代昭和30年代
地理情報  西宮市六湛寺町5(大きな地図)
所蔵機関総務課
更新日2017年05月19日