阪神高速道路ハンシンコウソクドウロ
建設中
阪神高速道路は、国道43号上に高架方式で建設されました。まずは万博に向けて、西宮で名神高速道路と接続し、西は摩耶までの約13.1kmが造られました。万博開催に間に合わせるため、2年足らずの期間に急ピッチで工事が行われ、昭和45年2月22日、摩耶ランプウェイにおいて開通式、翌23日から一般の利用が開始されました。既に開通していた月見山-摩耶間(12.2km)と合わせて、神戸-西宮間の全線開通となり、これで神戸から名神高速、東名高速を利用して東京まで高速道路で結ばれたことになります。翌3月にはさらに第二神明道路と加古川バイパスが阪神高速と直結し、高速道路で西は高砂市までつながりました。西宮ランプの出入口は開通に間に合わず、東行き出口は3月14日、西行き入口は3月31日の利用開始でした。 宮水地帯での工事では、水脈を切らないようにとの配慮から橋脚間の距離が長く開けられています。
DATA
資料番号 | 282040100002346 |
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制作年月日 | 1969年03月 |
作成年代 | 昭和40年代 |
地理情報 | 西宮市川東町10-20(大きな地図) |
所蔵機関 | 総務課 |
更新日 | 2020年07月31日 |