大坂市中放火乱妨・徒党之者共御仕置御制札写一件 天保8年オオサカシチュウホウカランボウ・トトウノモノオシオキゴセイサツウツシイッケン
天保8年(1837)2月19日に発生した、大塩平八郎の乱に関する記録。筆者は当時、天保の国絵図調製の御用のため尼崎城に呼び出されていたようで、家老の田中外記らが大坂へ出陣する様子が書き留められている。他に事件の経緯、「四海困窮致候候而」で始まる大塩平八郎の檄文の写し、取締りのために発出された人相書、家屋の被災状況などが記されている。本資料を含む「岡本家文書」は、江戸時代の村請制、尼崎藩政、西摂地方の経済動向、農民の生活等を知ることができる貴重な史料として、西宮市指定重要有形文化財(古文書)に指定されている。
DATA
資料番号 | 282040200000258 |
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作成者 | |
制作年月日 | 天保8年 |
資料群名 | 岡本家文書 |
文化財指定 | 市指定(古文書) |
資料の形状 | 横帳 |
所蔵機関 | 郷土資料館 |
更新日 | 2020年07月31日 |