にしのみやデジタルアーカイブ・セレクション

高精細画像でのぞく古地図の中のにしのみや

実物よりもよく見える!?高精細画像が「にしのみやデジタルアーカイブ」に登場しました。西宮市立郷土資料館が収蔵する大型の古地図を、細部に注目して紹介します。多様な江戸時代の地図を、間近でご覧ください。

  • お問い合わせ:西宮市立郷土資料館(西宮市教育委員会文化財課)
新築の西宮神社本殿?
新築の西宮神社本殿?
慶長十年摂津国絵図
慶長十年摂津国絵図では、社寺や旧跡に絵画的な表現が用いられています。夷宮(西宮神社)に注目すると、切妻の屋根が3つ連なる独特な様式の本殿が描写されています。西宮神社は、慶長9年から同14年頃(1604~09)に再建されたと伝わりますが、絵図に描かれたのは新築の社殿でしょうか。

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記号化された西宮神社
記号化された西宮神社
新改正摂津国名所旧跡細見大絵図
江戸時代には、多様な地図が、大量に刊行されました。本図は、大坂の書店が出版した、和歌や物語などに登場する名所旧跡の地図です。図中の名所旧跡は種類ごとに記号化されており、例えば西宮神社は、「歌名所古跡」を示す▲と「神社」を示す鳥居・社殿のイラストで表されています。

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貼紙で情報更新
貼紙で情報更新
西宮町浜絵図
地図の情報は使用している内に古くなるため、貼紙によって更新することがあります。本図作成当初、特記事項がなかった御前浜には、3つの貼紙が加えられています。その内2つは国指定史跡「西宮砲台」の整備に関する記録で、文久3年(1863)に石堡塔、元治元年(1864)に土手御台場が築かれたことが記されています。

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境界争いの結末
境界争いの結末
鹿塩村・大市庄五ヶ村并蔵人村山境争論裁許絵図
江戸時代、山野の境界や利用をめぐる争論が各地で起こり、訴訟の過程において、証拠となる地図が作成されました。本図は、鹿塩村と大市庄5ヶ村・蔵人村による争論の結果、確定した境界を示した地図です。境界は目立つよう太い黒線で描かれ、線上に押印がなされました。黒線に沿って書かれた文字は、境界の目印です。

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用水の分配は厳密に
用水の分配は厳密に
大井滝用水論所絵図
農地開発が進展した江戸時代、用水の確保は重要な問題でした。仁川の水を共用した大市庄5ヶ村と上ヶ原新田では、ため池の新設により用水の分配方法が変化したため、その内容を記した地図が作られました。ため池築造前後の状況を照合できるよう、変更点は貼紙で示され、分水樋の寸法が詳しく書き込まれています。

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